データ流通・共有の為のサービス基盤の構築は、当コンソーシアムにおける重要な活動の一つです。データ流通基盤には、目的とするデータを見つけるためのカタログサービス、様々な種類のデータ(構造化データ、非構造化データ、ストリーミングなど)に対応したデータストア媒介サービス、容易なデータ分析を可能にする機械学習・深層学習サービス、データ流通の為のスマートコントラクトの仕組みを構築、提供します。また、 AI(深層学習)・ML(機械学習) を用いたソリューションであっても負う製造物責任。データの透明性、来歴管理、クレンジングやアノテーションの作業者確認と作業内容の記録など基盤には様々な要件が求められます。
これらの要件を満たすためには、強固なセキュリティ、ID管理などの認証基盤の構築が必要となるだけでなく、認証機関と連携したデータ提供者、編集者の確認と保証の仕組みが重要となります。データ基盤WGでは、これら様々な要件を満たす基盤のアーキテクチャの検討を行い、会員と協働し実装を行います。また、基盤は会員限定オープンソースとして実装を行い、会員における組織内データ流通・活用基盤の実現を可能にします。